
概要
三重県警察本部地域部地域課

令和7年中の三重県内の山岳遭難発生状況は、発生件数80件、遭難者数94人で、うち死者10人、行方不明者1人でした。
前年と比較すると、件数は18件、25人、死者は5人増加し、発生件数については、統計を取り始めた昭和50年以降、最多の発生件数となり、山岳を巡る現状は極めて厳しくなっています。
こうした厳しい情勢のなか、山岳救助活動を安全かつ迅速に行うためには、山岳装備品の整備が欠かせません。
しかし、限られた予算の中では、必要な装備を十分に備えることが困難な状況です。
そこで、県警察としては、山岳警備隊の命と、救われるはずの救助者の命を守るために、装備品を充実するための支援を広く呼び掛けています。
山の安全を支え、現場の力になる御協力をお願いします。
三重県における山岳遭難の現状
最も多い山岳遭難の原因は「道迷い」、次いで「滑落」

令和7年中の三重県内の遭難者94人中、最も多い遭難の原因が「道迷い」で37人、次いで「滑落」が25人でした。
これら2つの原因で、全体の6割以上を占めています。
「道迷い」では、登山道から外れた急斜面で身動きが取れなくなったり、「滑落」では、登山道から足を滑らせて転落するなど、救助活動が難しく、常に危険が伴います。
必要な山岳装備が整えば、安全で効率的な救助活動が可能になります。
三重県警察山岳警備隊
令和8年度は、11警察署で山岳警備隊を編成

三重県内で最も山岳遭難が発生している山域は、「鈴鹿山脈」です。
令和7年中の山岳遭難発生件数80件中、45件が「鈴鹿山脈」で発生しており、全体の5割以上を占めています。
「鈴鹿山脈」を管轄する警察署を始め、山岳地域を管轄する警察署では、山岳遭難発生時における迅速で確実な救助活動を可能にするため、山岳警備隊を編成しています。
令和8年度は、県下18警察署のうち11警察署に山岳警備隊を編成し、山岳警備に従事しています。
山岳遭難を防止するための取組
計画と準備を忘れずに!

救助した方から遭難の理由を聞くと、「疲れて動けなくなった。」「運動靴で滑った。」「ライトを持ってないので日没後は暗くて道が分からなくなった。」など、無理のない登山計画を立て、登山に適した登山装備を用意していれば、山岳遭難を未然に防ぐことができたと思われるケースがほとんどです。
三重県警察山岳警備隊では、山岳遭難を防止するため、登山口で安全登山に関する啓発活動を実施しています。
寄付金の使い道
いただいた寄付は、ヘルメットなど山岳装備品の購入に活用させていただきます。
※目標金額以上に集まった場合も目標金額に達しなかった場合も、購入費用に活用させていただきます。
ご支援いただく皆様へ
三重県内の登山を誰もが楽しめるように

三重県警察山岳警備隊では、万が一の山岳遭難に備えて山岳救助訓練を実施しています。
山岳救助活動は、過酷な天候、地形、視界不良等、多くの危険が伴う命がけの任務です。
山岳装備の充実は、山岳警備隊員の安全を確保し、迅速で確実な救助活動の実現に直結しますので、多くの皆様の温かい支援を心からお願いいたします。
進捗情報
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