
滋賀県米原市(しがけんまいばらし)
【第3弾】日本百名山・霊峰 伊吹山を未来へつなぎたい!【伊吹山植生復元プロジェクト】
寄付金額10,963,500円
目標金額10,000,000円
達成率109.6%
達成率
109.6%支援人数
347人終了まで
36日/163日
寄付募集期間
2025年10月20日~2026年03月31日(163日間)
概要
滋賀県米原市 × YAMAP

令和5年7月、滋賀県米原市にある伊吹山は局所的な豪雨に見舞われ、登山道が大きく崩落しました。2年以上が過ぎた令和7年10月現在においても登山ができない状況です。
登山道崩落の原因は地球温暖化の影響で急増する集中豪雨やニホンジカの食害 による山肌の裸地化などが原因です。
皆様からのご寄付により、シカの捕獲や獣害柵の設置などの事業を推進させていただくことができました。ありがとうございました。
伊吹山の豊かな植生と生態系を守り未来につなぐため、引き続きシカの捕獲や土砂流出が深刻な南側斜面の崩壊防止、植生回復に取り組みます。
2023年度・2024年度の伊吹山植生復元プロジェクトの取組実績
2023年度・2024年度は多くの皆様から、温かいご支援をいただきありがとうございました。
いただきましたご寄付は、下記などの事業に大切に活用させていただきました。
①アーチ式獣害ネットの設置
②土のう筋工の設置
③土砂流出対策試験施工の実施
④増えすぎたシカの捕獲
今年度以降も、霊峰・伊吹山の豊かな植生と生態系を守り未来につなぐため、引き続きシカの捕獲や南側斜面の崩壊防止、植生回復に取り組んでまいります。
引き続き、皆さまからの温かいご支援を心よりお願い申し上げます。
みんなが愛する霊峰・伊吹山

滋賀県最高峰である伊吹山(標高1,377メートル)は滋賀・岐阜の県境にそびえ、あたかも独立峰のような美しく雄弁な山容を見せてくれます。
『古事記』のヤマトタケル伝説にも登場し、古来から霊峰として崇められている伊吹山。また、その特異な地理的・気候的条件から、固有の生態系が発達し、自然豊かな植物の宝庫としても知られています。


危機に瀕する伊吹山
そんな伊吹山が今、大きな危機に瀕しています。
令和5年7月、伊吹山の南側斜面はゲリラ豪雨に見舞われ、斜面の各所から土砂が大規模に流出し、深い谷筋によって登山道が寸断されました。その後も集中的な降雨がある度に谷筋が拡大し、現在も麓からの登山ができない状態となっています。

土砂崩れが起こった原因の一つが、1日に1頭当たり3~5kgの草を食べるといわれるニホンジカによる食害です。

伊吹山でのシカによる食害は2000年代から少しずつ見られ始め、地球温暖化の影響で雪の量が減り、越冬するシカの数が増え続け、植物が急速に減少。シカが縦横無尽に駆け回ることで生じる踏圧害もあり、山の斜面が裸地化してしまい、地面の保水力が低下することで斜面の土壌浸食が次第に広がり、そこに同じく地球温暖化の影響による豪雨が重なり、大規模な土砂流出に至りました。

伊吹山麓の集落に土砂災害が発生
そして、令和6年7月1日に、伊吹山麓の勝山谷から発生した土石流が、麓の集落である伊吹地区を襲いました。

市は災害対策本部を設置し、警戒レベルが最も高いレベル5「緊急安全確保」を発出。近くの建物や自宅の2階以上、斜面から離れた場所など周囲の状況を確認し、少しでも助かる可能性の高い行動をとるように呼びかけました。
土砂崩れの現場では、山から県道に向かって土砂や石、倒木などが大量に流れ込み、県道を横切るように茶色く濁った水が強い勢いで流れ、滝のように下の住宅のほうに流れ落ちました。

今までの土砂崩れは伊吹山山中で起こった災害であったために人や人家への被害は出ませんでしたが、ついに人家にまで被害が出てしまう結果となってしまいました。
県と市は、今後の抜本的な対策事業実施に向けた調査設計業務等を進めています。
米原市の取組
危機に瀕している伊吹山の再生に向けて、市では、県や地元の方々、連携協力企業やボランティア団体と連携しながら、「伊吹山植生復元プロジェクト」に取り組んでいます。

【2023年度・2024年度の伊吹山植生復元プロジェクトの取組実績】
(1)アーチ式獣害ネットの設置状況
(2)土のう筋工の設置状況
(3)土砂流出対策試験施工の実施
(4)増えすぎたシカの捕獲
アーチ式獣害ネットの設置状況
2024年9月に施工完了したアーチ式獣害ネットの経過状況です。
施行箇所には、播種・移植した伊吹山産の在来種をはじめ、様々な植物が繁茂し、遠目にも青々としています!

