新潟県妙高市(にいがたけんみょうこうし)

【ネクストゴール200万円に挑戦中】絶滅危惧種「火打山のライチョウ」の生息地保全活動

寄付金額2,265,000

目標金額1,400,000

達成率161.7%

  • 達成率

    161.7%
  • 支援人数

    163
  • 終了まで

    受付終了

寄付募集期間

2024年10月07日2024年12月31日86日間)

このプロジェクトは終了しました

概要

新潟県妙高市 × YAMAP

新潟県妙高市の火打山にはライチョウが棲んでいます。
火打山は、日本最北限のライチョウ生息地で、約25羽という国内で最も小さい群れが生活しています。
今、火打山では地球温暖化などの影響により環境が変化しており、ライチョウがいなくなってしまうかもしれません。

希少なライチョウを守るための活動費用をGCF(ガバメントクラウドファンディング)で募ります。
皆さまの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

絶滅危惧種「火打山のライチョウ」の生息地保全活動

火打山のライチョウとは?

日本百名山の一つで新潟県妙高市にある「火打山」にはライチョウが棲んでいます。
ライチョウは、国指定の特別天然記念物で絶滅危惧種であり、国内に約1,700羽が生息しています。そのうちの約25羽程度の小さい群れが「火打山のライチョウ」です。
ライチョウは高山帯のみに生息しており、本州中部に5つの群れが隔離分布しています。
人をあまり恐れずたまに登山道近くに現れ、予期せぬ出会いが登山者の一生の思い出になっています。

日本のライチョウの生息地として火打山は一番北に位置しますが、標高は比較的低く、日本海側に面しており冬は世界有数の豪雪地域です。
そんな火打山にライチョウの小さな群れが氷河期から暮らしています。

雪原を走るライチョウ
雪原を走るライチョウ

地球温暖化による火打山の環境変化

そんな火打山で今、自然環境の変化が起こっています。
地球温暖化等の影響により背の高い植物が増え、背の低いライチョウのエサとなる植物が減っています。
そのため、以前はライチョウが巣作りをしていたはずの場所に巣がありません。

また、シカやキツネなどの動物がライチョウの住む高山帯で多く確認されています。
草食の動物が多くなるとライチョウのエサとなる草木を食べつくす食害が起こるかもしれません。また、肉食の動物が多くなるとライチョウの捕食が心配されます。

ライチョウにとって約25羽という群れの規模はとても小さく、その数の少なさから少しの環境変化が絶滅に直結してしまいます。
その原因が地球温暖化など人の営みによるものである場合、取り返しがつかなくなる前に人が対策をしなくてはいけないと考えています。

ライチョウのエサの一つ「コケモモ」
ライチョウのエサの一つ「コケモモ」

火打山におけるライチョウ保護の取り組み

火打山ではライチョウの生息環境を保護するため、数々の取り組みを実施しています。

・ライチョウの生息数や生息場所の確認
・ライチョウのエサとなる植物の植生を回復させる活動
・高山帯における哺乳類の侵入状況の調査
・ライチョウの捕食状況を確認するための哺乳類の糞の調査、など

GCFの目的

ライチョウのエサとなる植物の植生を回復させる取り組み

ご支援をお願いしたい事業をご説明いたします。
ライチョウの生活に直接的に関係する活動として、ライチョウのエサとなる植物の植生を回復させる活動があります。

標高約2,200mの高山帯でライチョウのエサとなる背の低い植物の植生を増やすため、地球温高化等の影響により増殖している背の高い植物を刈り取る作業です。
ボランティア、環境省、妙高市が協力し、延べ100名にもおよぶ人たちが山小屋に泊まり2泊3日の行程で草刈りをします。
この活動は、高山帯の希少な植生の中で行うため、様々なモニタリングに基づき慎重に実施しています。
作業区域を明確に区切り、作業前後の植生を記録し効果を検証します。

また、センサーカメラによりライチョウの出没状況の変化や他の動物の侵入状況の確認を繰り返します。
数万枚にのぼる画像の解析などまで含めると、作業期間より多くの時間と労力がかかり、このモニタリング費用へのご支援をいただきたいものです。

事業規模を維持、発展させていくためにも皆さまのご寄附をよろしくお願いします。

※ライチョウの保護活動等に関するボランティア募集については、下記のサイトをご覧ください。

https://www.myokokankyokaigi.jp/supporter
事業区での刈り取り作業の様子
事業区での刈り取り作業の様子

昨年度の事業成果

寄付金を活用し実施した「ライチョウ生息地回復事業」のご報告です。
令和5年8月23日~25日の3日間、延べ76名の皆さまにご参加をいただき、ライチョウの重要な採食地である「ライチョウ平」の2,400㎡(40m×60m)にわたる事業区でイネ科除去を実施しました。

事業の結果、イネ科植物が減りライチョウのエサとなる植物が増えてきています。
また、今年8月には試験区内で7羽のライチョウの姿が確認されました。
今後も、このライチョウ平にライチョウが戻ってくることが期待されます。

その他、この事業では以下の項目についても調査を行いました。
・センサーカメラによるライチョウや哺乳類の出現状況の調査
・ライチョウを捕食する哺乳類の糞の調査(捕食の状況の調査)
・高山蝶の調査

今年8月に生息地回復事業区で確認されたライチョウの様子
今年8月に生息地回復事業区で確認されたライチョウの様子

寄付金の使い道

皆様からいただいた寄付金は下記の費用に活用させていただきます。

〇令和7年度 火打山周辺におけるライチョウ生息地回復調査
・火打山の高山帯における事業区設置委託
・事業区内の植生確認
・事業区内の環境改善活動(背の高い植物の刈取作業)の運営
・センサーカメラによるライチョウ等の出没状況調査
・ライチョウ捕食者の糞の採取、等
・業務に係る機材や消耗品費

※寄附をお願いするこれらの費用は、分析やモニタリング等に必要な委託経費であり、草取り作業のための人件費は含まれていません。作業に係る人件費等は参加者個人及び参加団体が負担しています。

〇令和7年度 頸城山塊ライチョウ個体群生息地実態把握調査
・繁殖期、非繁殖期におけるライチョウ個体数調査
・大型哺乳類の生息実態把握調査

※目標額を上回った場合も、次年度以降の本調査に活用いたします。

最後に

ライチョウの生息数は一つの大切な指標で、国立公園妙高の自然環境の豊かさを表すものです。
ライチョウなどの象徴的な生き物に限らず、花や蝶、両生類など小さくても珍しい生き物もたくさん棲み続けています。
あまり多くの種を調べることはできませんが、私たちはいくつかの生き物の生息状況もモニタリングしており、生物の多様性を保った自然環境を次の世代に引き継ぐことが目標です。
ぜひ、私たちの活動にご理解とご支援をよろしくお願いします。

雪原で冬を耐え忍ぶライチョウ
雪原で冬を耐え忍ぶライチョウ
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進捗情報

【御礼】目標金額の達成

2025年1月7日(火) 13:37

【御礼】目標金額の達成

10月7日から取り組んでいたこのクラウドファンディングにつきまして、12月31日で期間満了を迎え目標を上回る金額で終えることができました。
ご協力いただいた皆様へ心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
このライチョウ保護活動は継続していきますので、目標を上回った額につきましても同事業に使用させていただきます。

皆様からのご寄附を最大限活かし事業に取り組んで参ります。
今後とも私たちの活動を、どうぞよろしくお願いいたします。


【目標達成のお礼!】ご支援いただき、ありがとうございました。

2024年12月10日(火) 08:44

【目標達成のお礼!】ご支援いただき、ありがとうございました。

多くのかたのご支援により、無事に目標金額を達成することができました。
温かいメッセージと共に、応援いただき本当にありがとうございました。
いただいた寄付金は、ライチョウの保護活動に、大切に活用させていただきます。

なお、目標金額を達成いたしましたが、12月31日までクラウドファンディングは継続させていただきます。
現在はネクストゴール200万円に挑戦中です!

このプロジェクトは複数年継続していくことから、目標額を上回った金額は令和8年度以降の事業費など同事業に使用させていただきます。

更なる目標達成に向けて、皆さまの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。