
新潟県妙高市(にいがたけんみょうこうし)
絶滅危惧種「火打山のライチョウ」の生息地保全活動
寄付金額2,159,000円
目標金額1,400,000円
達成率154.2%
達成率
154.2%支援人数
194人終了まで
受付終了
寄付募集期間
2023年11月01日~2023年12月25日(55日間)
このプロジェクトは終了しました
概要
新潟県妙高市 × YAMAP

新潟県妙高市の火打山にはライチョウが棲んでいます。
火打山は日本最北限のライチョウ生息地で、約30羽という国内で最も小さい群れが生活しています。
今、火打山では地球温暖化などの影響により環境が変化しており、ライチョウがいなくなってしまうかもしれません。
今回は、その希少なライチョウを守るための活動費用をGCFで募ります。
皆さまの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
絶滅危惧種「火打山のライチョウ」の生息地保全活動
火打山のライチョウとは?
日本百名山の一つで新潟県妙高市にある「火打山」にはライチョウが棲んでいます。ライチョウは特別天然記念物で国内に約2,000羽が生息していて、そのうちの約30羽程度の小さい群れが「火打山のライチョウ」です。
ライチョウは高山帯に生息しているため、それぞれ生息地の山域ごとに生活しています。
ライチョウは人をあまり恐れずたまに登山道近くに現れ、予期せぬ出会いが登山者の一生の思い出になっています。
日本のライチョウの生息地として火打山は一番北に位置しますが標高は比較的低く、日本海側に面していることから冬は世界有数の豪雪地域です。
そんな火打山にライチョウの小さい群れが遠い氷河期から暮らしています。

地球温暖化による火打山の環境変化
その火打山で今、自然環境の変化が起こっています。地球温暖化等の影響により背の高い植物が増えて、背の低いライチョウのエサとなる植物が減っています。そのため、昔はライチョウが巣作りをしていたはずの場所に巣がありません。
また、シカやキツネなどの動物がライチョウの住む高山帯で多く確認されています。草食の動物が多くなると草木を食べつくす食害が起こるかもしれません。また、肉食の動物が多くなるとライチョウの捕食が心配されます。
ライチョウにとって30羽という群れの規模はとても小さく、その数の少なさから少しの環境変化が絶滅に直結してしまいます。その原因が地球温暖化など人の営みによるものである場合、取り返しがつかなくなる前に人が対策をしなくはいけないと考えています。

火打山におけるライチョウ保護の取組
火打山ではライチョウの生息環境を保護するため、数々の取り組みを実施しています。
・ライチョウの生息数や生息場所の確認
・ライチョウのエサとなる植物の植生を回復させる活動
・高山帯における哺乳類の侵入状況の調査
・ライチョウの捕食状況を確認するための哺乳類の糞の調査、など
GCFの目的
ライチョウのエサとなる植物の植生を回復させる取り組み
ご支援をお願いしたい事業をご説明いたします。
ライチョウの生活に直接的に関係する活動として、ライチョウのエサとなる植物の植生を回復させる活動があります。標高約2,200mの高山帯でライチョウのエサとなる背の低い植物の植生を増やすため、地球温高化等の影響により増殖している背の高い植物を刈り取る作業です。
ボランティア、環境省、妙高市が協力し、延べ100名にもおよぶ人たちが山小屋に泊まり2泊3日の行程で草刈りをします。
この活動は高山帯の希少な植生の中で行うため様々なモニタリングに基づき慎重に実施しています。作業区域を明確に区切り、作業前後の植生を記録し効果を検証します。
また、センサーカメラによりライチョウの出没状況の変化や他の動物の侵入状況の確認を繰り返します。数万枚にのぼる画像の解析などまで含めると、作業期間より多くの時間と労力がかかり、このモニタリング費用へのご支援をいただきたいものです。
事業規模を維持、発展させていくためにも皆さまのご寄附をよろしくお願いします。

寄付金の使い道
皆様からいただいた寄付金は下記の費用に活用させていただきます。
〇令和6年度火打山周辺ライチョウ生息地回復業務委託費
・火打山の高山帯における事業区設置委託
・事業区内の植生確認
・事業区内の環境改善活動(背の高い植物の刈取作業)の運営
・センサーカメラによるライチョウ等の出没状況調査
・ライチョウ捕食者の糞の採取、等
及びこれに係る直接的な機材や消耗品。
寄附をお願いするこれらの費用は環境モニタリングに必要な委託経費であり、草取り作業のための人件費は含まれていません。
人件費等は参加者個人及び参加団体が負担しています。
※目標額を上回った場合、下回った場合も本事業へ活用させていただきます。
最後に
ライチョウの生息数は一つの大切な指標で、国立公園妙高の自然環境の豊かさを表すものです。ライチョウなどの象徴的な生き物に限らず、花や蝶や両生類など小さくても珍しい生き物もたくさん棲み続けています。あまり多くの種を調べることはできませんが、私たちはいくつかの生き物の生息状況もモニタリングしており、生物の多様性を保った自然環境を次の世代に引き継ぐことが目標です。
ぜひ、私たちの活動にご理解とご支援をよろしくお願いします。

進捗情報
【御礼】目標金額の達成
2023年12月26日(火) 14:16
11月1日から取り組んでいたこのクラウドファンディングにつきまして、12月25日で期間満了を迎え目標を上回る金額で終えることができました。
ご協力いただいた皆様へ心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
このライチョウ保護活動は継続していきますので、目標を上回った額につきましても同事業に使用させていただきます。
このほかにも、市役所窓口にてご寄附のお申し出をいただいております。
皆様からのご寄附を最大限活かし事業に取り組んで参ります。
今後とも私たちの活動を、どうぞよろしくお願いいたします。
【御礼】目標金額を達成しました。
2023年11月29日(水) 11:35
この度はたくさんのご寄附をありがとうございます。
多くのかたのご協力により、期間途中で目標を達成することができました。
皆さまのご厚意に感謝申し上げるとともに、一層気を引き締めて取り組んで参ります。
目標金額を達成いたしましたが、クラウドファンディングは継続させていただきます。
この目標金額は令和6年度の実施内容であり、このプロジェクトは複数年継続していくことから、目標額を上回った金額は令和7年度以降の事業費など同事業に使用させていただきます。
ライチョウの保護活動
2023年11月29日(水) 11:09

皆様からのご寄附ありがとうございます。
このプロジェクトの他に私たちが取り組んでいる事業のご紹介をします。
ライチョウに代表される妙高の貴重な動植物がずっとこの地に住み続けられるように「妙高市希少野生動植物保護条例」を作成し保護活動をしています。
貴重な動植物は、この地の生物多様性の豊かさの一つの指標です。
地元の研究家の協力のもと、その生息状況のモニタリグを行っています。
包括的な保護活動によりライチョウが棲み続けられる持続可能な地域を目指しています。
※写真は、ライチョウの秋群れです。保護色で風景にとてもよく溶け込んでいます。